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午前中、我が家だけでヴィランドリー城(Villandry)を見学に行きました。
こちらのお城は庭園が有名です。 確かに庭園は素晴らしかった! 特にバラは、“不思議の国のアリス”の物語に出てくるバラ(トランプの庭師たちが白を赤に塗り直したという・・・)そのものでした。 イギリス風庭園が広い範囲で設定され、迷路あり、水路あり、いろいろな種類の花壇や菜園ありと、見ごたえたっぷり。 それにしても広い!庭の手入れも大変なんだろうなあ。 お城の見学を終えたあと、おじいちゃんおばあちゃんが待っている宿泊地へ。 ホテルは、今回の旅行の目玉ともいうべきシャトーホテルです。 わー!あそこに泊まるの?! 本物のお城だ!! おじいちゃんたちは昨夜は小さな部屋だったのだそうですが、今日はあらかじめ予約しておいた正面玄関の上の大きな広い部屋“フランソワ1世の間”へ移動。王様の名前がつけられているだけあって、調度品も高級感があふれていて、天井には大きな梁が見え、古いお城に泊まっている雰囲気もばっちりでした。もちろん、おじいちゃんおばあちゃんともに大満足。昨夜はよく眠れたそうです。よかった、思い切って宿を移って! * * * 午後からは、あいにくのお天気となってしまいましたが、シュノンソー城(Chinonceau)を見学に行きました。(あ、おじいちゃんは、宿でお留守番です) これまた、お城に到着するまでが長い距離・・・。ほんと、広々と造られています。 こちらのお城は、代々の城主が女性だったこともあり“6人の女性の城”とも呼ばれています。 特にカトリーヌ・ド・メディチ王妃が王様の逝去後、王の愛妾ディアンヌ・ポアチエからこの城を取り上げ、3番目の城主となった話は有名。そんな愛憎劇が、この城で繰り広げられたのね・・・。 川にかかるアーチの部分が美しい。 この川の上を渡っている橋の上に建てられた広間では、manaとakiはのびのびできるとあって大はしゃぎでした。 お城の中の見学を終えて外に出てみると、雨はひどくなる一方。 傘をさすもずぶ濡れになりながら、車に戻る。雨の砂利道でベビーカーを押すのは、ほんとに辛かったです。 さて、この日の夜は、7度目となる炊き出し。ああ、旅行中おにぎりを握るのも、いよいよこれが最後ね・・・。3キロお米を持ってきたのですが、残ったのはわずかに1合半でした。 おじいちゃんたちの広い部屋へ皆で集合。主人がたくさんお惣菜を買ってきてくれたので、テーブルの上に並べたら、ちょっとしたパーティー気分に。もちろん、王の間で食べるおにぎりは格別でした。
by y_mintgreen
| 2006-09-14 08:02
| 旅行
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