<お知らせなど>
コメント欄をお休みさせていただいています。 <お気に入り フランスブログ> フランスって フランス・パリ海外生活ブログ フランス落書き帳 パリときどきバブー 食べ物中心。パリ生活。 パリ近郊のカントリーライフ カテゴリ
以前の記事
2011年 10月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 more... その他のジャンル
記事ランキング
画像一覧
|
1日のはじまりは、おいしい朝食から。
宿泊客の皆で同じテーブルについて、朝ごはん。 manaは大きなカフェオレボウルで牛乳をごくごくと。こんなにぎやかな食卓だと、昨日、「食べすぎたー」と苦しんでいたのも忘れて、食欲が沸いちゃいます。 今回泊まった宿は、日本でいうところの“民宿”ですね。家族4人のベットを入れてもらっても70ユーロとは、ありがたい。気さくな宿の奥さん、心地よく整えられた部屋は、なかなか快適です。 ちなみに夕食を宿でお願いすることもできたのですが、宿のご主人、奥さん、そして他の宿泊客の皆さんとともにテーブルを囲むので、私たちは語学力の面で若干辛いものがあるかな・・・。 さて、朝食を終えて、今朝も元気よく出発。 この日はまず最初に、近くにローマ時代の劇場跡があると宿の奥さんから教えていただいたので、とりあえず行ってみることにしました。 わあ!おもしろい! ここでどんなことをしたんだろう。演劇をしたのか、それとも何かの集会に使われたのか・・・。 周りが平地なのに、ここだけちょっとした小高い山のようになっているので、上に登ると思いのほかよい眺め。 manaもakiも花を摘んだり、石をひろったりと、楽しそう。 ここでサイクリングをやっている人と挨拶を交わしたのですが・・・ そういえば、こちらではサイクリングをやっている人をたくさん見かけます。平地で土地の起伏が少なく、走りやすいのかも。 子供たちはもうちょっと留まっていたかったようですが、今日はピエルフォン城の中に入ってみたかったので、お城へと向かう。 途中、満開の菜の花畑のそばを通る。 黄色い色が陽の光で一層輝いて見えて、とってもきれいでした。 さあ、お城に到着。がんばるぞー。 実のところ「よい眺めが見れるかも」くらいにしか期待していなかったのですが、思いのほか面白くて! 廃墟となっていたこのお城を、ナポレオン3世が別荘にしようとして、建築家ヴィオレ・ル・デュク(昨日訪れたコンピエーニュの市庁舎やパリのノートルダム大聖堂の修復を手がけた人)に再建がまかされました。 塔の本体は残存していた石組みから再現できたものの、完全に破壊されていた上部装飾などはデザインし直さなければならなかったそう。 つまり、怪獣の彫刻など・・・これらの装飾はすべて想像からうまれたもの、独創的な“中世”のイメージなわけです。 お城の中は迷路のように階段がめぐらされていて(降りる人昇る人はすれ違わないような構造)、なんだか探検している気分。 大広間の舟形天井、見事な装飾。どこかしこも映画の舞台になりそうな雰囲気。 ヴィオレ・ル・デュクの仕事部屋や設計図、デザイン図なども展示されていて、「このお城を作るの、本当に楽しかったろうなあ」と思わずにいられませんでした。 ああそう、ただ残念なことは、内装工事が終わらないまま工事が放棄されてしまったということ。 未完成の部分は、どんなふうになる予定だったのかな・・・と、私も想像の世界を広げてみたりして。 さて、ピエルフォン城を堪能したあと、シャンティイという町へ向かい、お昼ごはん。 競馬場脇のカフェにはいったのですが、お天気がよかったからか、お客さんでいっぱい。給仕をするおじさんも大変そう。私たちもなんだか慌しく食事をとってお店を出たものの、一口バゲットをかじりたい衝動にかられ(パンのサービスを忘れられていて)、すぐ近くのパン屋さんに入りました。 と、ここでこの地方の名物“フィセル・ピカルド(Ficelle picarde)”を発見。 食べないわけにはいきません。 クレープの中にクリーム、マッシュルーム、ハムを巻き込んで、上にとろけるチーズがのっかったもの。珍しい味というわけではなかったですが、普通においしかったです(笑)。 そして、実はフィセル・ピカルドの他に、もうひとつ衝動買いをしたものが。 “シャンティイ”といえば、そう、ホイップクリーム! このクリームはシャンティイ城の宮廷料理人ヴァテールが考えたといわれています。 シャンティイに来たからには、このクリームを食べなければ!なんて、どこまでも食いしん坊。 パン屋さんで私の前に並んでいたカップルも、しっかりこのシュー・シャンティイを買って行っていたから、皆考えることは同じかも(笑)。 競馬場ではピクニックをしている人がたくさんいて、のんびりしていました。 さて、おなかが満たされた後、シャンティイ城を見学。 うわー。広いー。 宮殿の庭園って本当に広い。本当に自分がちっぽけに思えちゃう。 自由見学のグラン・シャトー。春休み中とあってか人が多い~。 宮殿内ではガイドつきでしか見学できない部屋(プティ・シャトー)があるのですが、そちらの方は子供たちに反対されて仕方なく見送りに(ううっ、入場料がっ)。 とにかくどこかしこも広いので、疲れてきますよね。。。 庭園の外れにあるアモー(Hameau:貴族たちが田園生活の真似事をした擬似集落)。 当時の貴族の間で流行ったそうです。 随分人で賑わっているな、と思ったら、売店とアスレチックが。 お約束のアイスクリームを食べてmanaはちょこっと元気が復活。 私はというと・・・ えー、あくまでも写真を撮っただけですっ。 これを注文すると、いちごたっぷりのタルトにどかっとクリーム(写真下段)をのせてくれます。ちなみに、主人の上司曰く、ここのクレーム・シャンティイは絶品なのだとか。それを事前に聞いていたら、絶対食べていたと思う(笑)。 子供たちが、これ以上疲れすぎないうちに退散しようと、のろのろと出口へ向かう。 出口近くの池で。あれ?!何かいる!! よく見ると、大きな鯉がたくさん泳いでいました。 パン屋さんで買ったバゲットの残りをあげると、食べる、食べる!大きな口をあけて! ふと、気がついたのですが、そういえばフランス人で鯉にエサをやっているのなんて、見たことないな。カモにはよくパンをやっているけれど。そばで見ていた他の子供にも持っていたパンをあげると、とても喜んで鯉に与えていました。 ちなみに後で、このことを主人が外人の友達に聞いたところ、鯉にエサをあげるという習慣は一般的なことではなさそうです。 シャンティイ城で、もし子供たちが鯉にエサを嬉々としてあげているのを見かけたら、それを教えたのは私たちだったりして?!
by y_mintgreen
| 2007-04-19 22:44
| 旅行
|
ファン申請 |
||