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今朝も晴天。朝食をすませて、早速お散歩。
今回泊まった宿。 宿のすぐそばを川が流れていました。 manaはパパに手伝ってもらって、何度も向こうとこっちを行ったり来たり。 そろそろ出かけよう・・・と宿を出る支度をしていたら、宿泊客のムッシューが主人に話しかけてきました。「あなたを知っています」と! 昔、何かの会議で同席していたらしい。主人はびっくりするやら、気恥ずかしいやら。 主人は残念ながら相手の方を覚えていなかったのですが、でもこんなふうに声をかけられるなんてね、なんとなく嬉しいね~。 さて、この日はフォントネー修道院へ向かいました。 11世紀後半、膨大な資金と強大な権力を持ち、豪華な生活を送る当時の最大宗派、クリュニー派への反発から生まれたのがシトー派。 フォントネー修道院は、そのシトー派の修道院の現存する最も古い修道院です。 シトー派の修道士たちは、清貧・質素を厳格に守って生活していました。 大聖堂にて。華美な装飾は一切ない。 ひんやりとした空気が流れていて、外の音も聞こえない。とっても静か。 何物にも邪魔されないこの空間で、ここで修道士たちが神に祈りを捧げたのでしょう。 中庭を囲んでいる美しい回廊。 他にもいくつかの部屋を見てまわったのですが、何もなくてがらんとしていて。冬はどんなにか寒かっただろう・・・。 多いときには200人いた修道士が、フランス革命時にはわずかに12名だったとか。 その後、修道院は敷地ごと売却され製紙工場に。20世紀になりようやく厚志家により買い戻されて修復されました。 そんな歴史を知ると、この修道院の静かなたたずまいが、『やっと平和を取り戻したよ』とでも言っているかのように感じました。 ところで、前日に引き続き、この日もとっても暑くて。 暑い日は、こまめに水分を補給しないとね。 満面の笑顔をふりまくaki。よかったね~。 修道院をあとにして向かったのはスミュール・アン・オーソワという町。 以前にも訪れたことがあるのですが、そのときはお天気が悪かったのでした。 ああ、やっぱり来てよかった! 晴れ渡った空の中にそびえたつ要塞、中世の時代へタイムスリップ! お昼ご飯を町中のカフェですませると、同じカフェで食事をしていた若い日本人の女性観光客2人に、道を尋ねられました。この町へはディジョンからバスで来たとのことで、午後には、またバスでディジョンへ戻るのだと・・・と、ちょっぴりドキドキの旅行みたい。 女2人旅・・・私と姉との旅行も、こんな感じだったかも?! 食事のあと、川沿いをちょっとお散歩のつもりが、結局、旧市街のまわりをぐるーっと1周するはめに。 午後の日差しは一層強く、当然のことながら影も少ない。 ベビーカーを車の中に置いてきて失敗しちゃったなあと思いつつ、半べそかいているmanaをなんとか歩かせて、もうあとちょっとで振り出しに戻るよ・・・という最後の最後、やっぱりもうこれ以上、manaを歩かせるのは無理と判断、主人に車をとりに行ってもらいました。 と思ったら、近道があったよ!と主人が戻ってきて、manaに「アイスクリーム、アイスクリームっ!!」と声をかけつつまた少し歩いて、 着いたー!やっとアイスクリームにありつけるぞ~!ふぅ~! ごらん下さい、akiのこの満面の笑み。はち切れんばかりです。 ほっとしてまわりを見回して、ポスターに気づく。 7月13日に、この町からトゥール・ド・フランスのレースが出発したのだと知りました。 それで納得。いろんな家に旗が掲げられていて、何かイベントでもあったのかな~と思っていたのです。沿道で選手たちを応援するための旗だったんですね。 さて、これにて旅行はおしまい。おうちに帰りましょう~と席を立ったとき、一人のおばあさんに声をかけられる。「あなたたちを見たことある」と。 なんと!前にこの町を訪れたとき、どこかで見られていたようです。ビックリ!! 太陽を求めて行ったブルゴーニュの小旅行でしたが、思いのほか暑かったー(笑)。 でも、この旅行が、8月に計画している旅行のよい予行練習となったような気がします。 そのバカンス旅行の出発まで、あと1週間です。
by y_mintgreen
| 2007-07-28 22:28
| 旅行
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